これは秘匿にされた物語。
 眠り姫にだけ教える、秘密の話。
 あたしと、あたしの姉妹たちによる、多分、悲しい物語。
 イクスの夢に一華咲かせられますように。
 ◇
 ◇
 ◇
 日差しが強かったあの日、私は教会の中庭の掃除を真面目にやっていた。
 あの頃は座学ばっかで掃除を任されること自体が珍しかった。
 シスター・シャッハとの距離感とか掴めてきて、双子との息も合ってきて、ようやく教会暮らしに馴染んできた。
 そんな矢先に事件は起きた。
 記録に残されないような、怪奇な事件が。
「シスター・セイン、少しよろしいでしょうか?」
 と、声をかけられた時、あたしはぎょっとした。
 あたしによく似た女性が管理局の制服を着てビッと立っていたのだ。
 違うと言えば身長と髪型か。耳が隠れるか隠れないか程度まですっきりしている……と思ったら後ろで結んでるのか。
「管理局特捜六課、情報技術担当のセレナ・ヴォルドールです。あなたの保護に参りました」
「保護って、ここで保護されているようなもんだと思いますけど」
「尤もですが教会を危険に晒すわけにもいかないのです」
 きな臭い感じがしたので、あたしは単刀直入に訊いた。
「危険って、なんですか?」
「あなたを狙っている組織がいます」
「今更?」
 あたしは思わずラフに訊ねた。
「私も驚いています。まさかJS事件に残党がいるとは夢にも思ってもなかったので」
 あの事件に残党?
 全員逮捕されたはずなのに?
 考えれば考えるほど疑問が生まれる。
 けれども考える間もなく、事態は移行していた。
「シスター・セイン、あなたは本日付で一時的に特捜六課に派遣となります。騎士カリムと局の許可も得ています」
「待った!ちょっとは考える時間くれよ」
「では私達の拠点でお話をしましょう。敵が教会に侵入するのは不本意でしょう?」
 くそ、逃げ場なしかよ。
 あたしはため息とともに、その提案を呑むことにした。
 ……特捜六課、ね。
 上等じゃねーか。

 ◇
 ◇
 ◇

 というわけで、あたしは町外れの研究所へとバイクで連れてこられた。
 まさかバイクに乗るとは思わなかったけど、風が気持ち良くて車よりかは気分がよかった。
 やがて到着した研究所の大きさはそこそこで、末端の詰め所に相応しい老朽感を醸し出ていた。
 しかし中に入ってみると意外と小綺麗で、ホテルみたいな上品ささえ感じられた。
「家主が綺麗好きなの」
 察したらしく、セレナさんが注釈を入れる。
 いくつかの分厚い扉を越えて、ようやくラウンジのようなくつろげる空間が姿を見せた。
 バーカウンターみたいなものや大画面モニタ、そして自販機。映画でも観れるなら引きこもりたいくらい落ち着ける空間だ。
「適当に座って」
 言われてあたしは、真ん中のデカいソファにデンと座った。
「本当ならお茶を出したいところだけも、説明しなきゃね」
「いや、ここで安全にかくまってもらえるなら説明いらないですけど」
 いや、マジで。
 面倒に巻き込まれたくないし。
「あなたたちナンバーズの失敗作ってどんな風に扱われてたか、覚えてる?」
 ああ、これは強制的に聞かされるパターンだ。
「知りませんけど、ちゃんと処理はしてたと思いますよ」
 というかそもそも失敗作なんているのか?
「私が昔関わった事件で大量のナンバーズの試作体が破棄になった事件があったの。その廃棄先が不明で後処理が出来なかったのね」
 ドクターがそんな抜かりをするわけがない。だとすれば一時期に雇っていたてあろう技術者連中の勝手な行動だ。しっかり監視しとけよ、お姉さま方。そして消しとけよ、痕跡。
「その廃棄物が、突然意志を持って動き始めたの」
「ホラーじゃないですか」
「茶化さないで。私の夫が襲われて大怪我してるんだから」
「茶化したつもりないんだけどな……」
 あたしはむくれた。
 そんな事情、正直知るかっての。
「シスター・セイン。これは私の友人の故郷の言葉だけど、言葉は魔力そのものになるの。人を殺す事もあり得るの。だから使うときは選ばないと後悔するよ?」
 んー、なんだか似すぎてるせいか自分に怒られるという奇妙な感覚さえ感じる。
「セインの確保、出来たのか?」
 オートの車椅子に乗った赤髪の男が姿を現した。たまに聖王教会にアコース査察官と一緒にくるフーガ査察官補じゃねーか。
 いろいろと事件で邂逅していて、話の分かる面白いやつだ。まさかここで対面するとは。
 つーか……。
「どおりで最近教会に来ないわけだな、フーガ兄さん」
 右手と右足……記憶が確かならナンバーズの強化武装プロジェクトで機械化された部分があったはず。そこが完全に失われて包帯が巻かれている。
「フーガ、もう少しこの子に常識とか教えた方がいいよ」
「それは俺達の権限じゃない。それに常識から外れた思考が必要なのが特捜六課だ。だろ、隊長?」
 その言葉につられるように、小柄な女性が一人、ラウンジにぴょこんと入ってきた。
 緑でバサバサの髪と挑戦的な目つきから、なんとなく性格を伺い知れた。
「私がその筆頭だかんねー。セレナがいなきゃ部隊として成り立ちませんわ」
 そう言い、あたしの方に近づく。
「特捜六課隊長、ノア・ツアラー。趣味は総合格闘技。よろしくちん、シスター・セイン」
 さりけなく脅された気がした。
「ノアは六課時代のザフィーラ兄さんくらい強い。ボティーガードとしては最適だ」
「そして頭脳面で支えてくれる相棒のセレナとコンビを組んであなたをきっちり守ろうって魂胆なわけよ」
 ……話が読めない。
 ボティーガードとか、教会を危険に晒さないようにするとか、どういうことだ?
「わりい、フーガ。ちょっと肝心な情報が抜けてる気がすんだけど」
 一番親しいフーガに訊ねる。するとフーガはセレナさんの方を見て、ざっくばらんと声をかけた。
「セレナ、セインが例の奴らに狙われてること、伝えた?」
「えっ、伝えなきゃダメだった?詳細を伝えても混乱すると思ったけど……ほら、私の遺伝子入ってるって話だし」
 気遣いありがたいけど、あたしの一番嫌いなパターンだ。
「セインはノアよりしっかりしてるし、頭の回転もいい。なにより隠し事は嫌いなタイプだから説明した方がよかったと思うが……セイン、実際どうだ?」
「んー、まあ、あたしのこと知らん人のすることだし、むしろ気にしてくれたってのは好感度プラスだね」
「生意気な小娘め、全力で守ってやる」
 ノアさんがなぜか不機嫌になった。
 それを払うように、セレナさんが割り込んできた
「事件の経緯とか特捜六課のこととか教えなきゃね」
「よろぴく。あたしはあーちゃんと打ち合わせしてくるから」
 誰だよ、そのテクノな相性の人。
 なんて疑問なんざお構いなしに、あたしはジャケットを一枚渡された。
 黒革で袖が青く、背中に「ロギアハンターズ」とチキューゥの英語に似た文字を赤であしらわれている。
「一応出向扱いなので、説明が終わったらこれを来てください」
「へーい」
「セイン、返事は『はい』と短くな」
「はい」
 教会から抜けた反動か、つい気がゆるんじまった。
「まず第一に、我々のことから説明します。管理局特殊捜査部六課……あらゆる事件を秘密裏に処理する特捜部の中でロストロギアかどうかという疑いのものに対しての調査、そしてかつての機動六課に関する被害などの後始末を主に活動している課です。実験的部隊だった機動六課の量産型のようなものですね」
「何もないときは他の部署の応援とかやってる」
 まるで隠密部隊だな、とあたしは思った。
「今回、我々が追っている事件は先ほど話したナンバーズの試作品の廃棄物から生まれた勢力、通称アンダーズの調査と鎮圧です。そのアンダーズがシスター・セインを狙ってるんです」
「な、なしてよ!」
 あたしは思わず声を上げた。
「やつらはナンバーズのISと固有武装を完璧に再現することを目標としている。実際に戦ったが、既に一体全てのISを集中させ、何体かは固有武装の再現も出来ていたこともあって全滅には至らなかった」
「残りは三体。いずれも完成体といっても過言ではないわ」
 そう言い、セレナさんは大画面を指差した。三体の人影がフーガを退却に追い込んでいる姿が映っていた。
「お陰でこの有り様だ」
 フーガは両手を広げた。
「でも唯一再現出来ないISがあった。それがシスター・セインのディープダイバーなの」
「なるほど、それで狙われているから教会から引き離したってわけか」
 あたしは少しだけワガママを感じた。 シスター・シャッハが守ってくれるんじゃないかって、ちょっとだけ甘えを感じたのだ。 
「やつらはセインの力を得た上でナンバーズを消しにかかるつもりだ。その上で自分たちを生み出したやつに報復に掛かるだろうな」
「それは勘弁願いたい。ドクターは生みの親だし、悪い人じゃない。ちょっと道を踏み外しただけだから、だから理不尽に殺されるのは嫌だ」
「けれども自分で撒いた種。それを刈り取るのが私達の仕事。本来なら自分で潰してもらいたいけど、アンダーズの力を使って彼が罪を繰り返す未来が見えたのよね……」
 セレナさんは遠くを観るようにそう語った。
「セレナは未来から飛ばされてこの時代に来た。だからかどうか知らないが、うっすら未来を感じ取れる」
 あたしは思わず唾を飲んだ。
 そして改めてセレナさんの顔を見る。
 やはり、瓜二つな、気が、する。
「純粋培養から生まれたシスター・セイン。その適性遺伝子に私の時空を超えた遺伝子を多少でも使われたとしたら、ディープダイバーが生まれた理由も納得いくかも」
 ……。
 つまりこれはあれか。
 あたしには無縁だとおもってたけど。
「母さんと呼んでいいですか?」
「えっ」
 顔が赤くなった。
 へへ、イタズラ大成功。
「じゃあ、俺が父さんだな」
「へっ?」
 まてこら、なんでフーガが……いやまて、落ち着け。
 フーガの下の名前はヴォルドール。
 そしてさっき聞いたセレナさんの名前は……はあっ!
「まさかあんたら、夫婦か!」
「機動六課時代にこっそり籍を入れた」
 なに得意げに言ってんだよ、この赤髪負け犬包帯ヤロー。
「さて、打ち解けたところで施設の見学でもいかが?」
 隊長らしくない隊長のノアさんがガイドさんみたいに手を軽く上げてウインクをしていた。いつの間に戻ってきた。
「三十路が無理するな」
「だからもらい手がいなくなるんだよ」
 おうおう、セレナさんまで。
 隊長威厳ねえなー。
「まあ、施設と言っても技術部の部屋とか寝室、訓練室があるくらいだから、実際に観られるのは技術部門と夫婦の部屋くらいかしら」
「膝から下とお別れしたければどうぞ」
 セレナさんはにんまりと笑った。
 ゾクゾクした、悪寒的な意味で。
「というわけで寝室はなし。とりあえず技術部門へいきましょー」
 強引に腕を引っ張られ、あたしは奥にあるエレベーターに乗せられ、そして地下へと案内された。

 ◇ ◇ ◇

 どれくらい降りたのか。
 かなりの時間を経て、エレベーターの扉は開いた。
 現れたのは白くて広い部屋で、たくさんのモニタや人が眠れそうな台座があった。
「アリオン、セインちゃんだよ」
 ノアさんがそう言うと、真横のドアが開いて白髪のデカい女の人がハンカチで手を振きながら現れた。
「ノアさん、ごめん。ちょっと野暮用が、ね」
 察して黙るところだけど、ノアさんは容赦なかった。
「大?」
 この人にはデリカシーはないようだ。
 ところがアリオンさんは……不可思議だった。
「中」
 ……深く追求していいのかな、これ。
「兄さんの手足パーツのダメージは深刻だよ。おかげでヴァーチャルISの開発も遅れそうで、ちょっと鬱……」
「あとで慰めたげるから、今はこの子に挨拶して」
「んう、ノアさんの頼みなら……」
 そう言うと、アリオンさんは眠たそうな目でこちらを見た。
「アリオンだよ、ここの技術と総務をやってるんだ、優秀な助手と一緒に。ね、アバランチ」
『よろしくお願いします、シスター・セイン』
 ……部屋が喋った。
「アリオンのデバイス、アバランチ・インジェクションは形を持たないの。以前は機動六課のライフラインの管理もやってたのよね」
『ええ、あの頃はシステムが潤沢で快適でしたが、今のようにマスターと密接な仕事が出来る方が落ち着きます』
「ちなみにナンバーズの修理にも対応出来るよ、何せドクター・スカリエッティの技術をばっちり盗んだからね」
 すげえ。
 まるであたしのために用意された部隊じゃねーの?って思う。気分にもフィットしてきた。
「なあ、ノアさん」
 あたしはニタリと笑った。
「ここまでいたれりつくせりなら、あたしの強化武装とかあるよな?」
「察しがいいね、セインちゃん。アリオン、あれ見せて上げて」
「うん」
 命令と言うよりも、姉が妹に頼みごとをするような感じでノアさんが声をかける。
 するとアリオンさんが滑るようにこちらにやってきて、あたしの腕に青くてごつい時計をつけた。
「アームドデバイス、ムラクモ。破棄されいたナンバーズの強化装甲案を基に設計したアーマー型デバイスだ。AFMの展開からISの動力源を利用したベルカ式魔法のエミュレート……つまり、キミは魔導士のように振る舞うことが出来る」
 すげえな、特捜部。
 博士の試作までサルベージするなんざ、まともな部隊じゃねえ、いかれてる。
「本来ならばバリアジャケットみたいに軽やかなものにしてあげたかったけど、なにぶんベルカ式を再現させるために様々な回路や術式を……」
「アリオン!技術的なことより、体感させたげた方がいいかもよ?詠唱、教えて上げたら?」
「いいや、ノアさん。残念ながらシナツ式古武術を覚えてもらわないことには、それを扱いきれない」
「プログラムで同期出来ない?」
 少しでも楽したいので、あたしは効率的な提案してみた。
「シスター・セイン、キミの体がどれだけ機械的で、どれだけ人間的か、私は知っている。キミに必要なのは感情以外の脳と神経を人間に近づけることなんだよ。スバルちゃんのようにね」
「シスター・シャッハと色々やってるつもりなんどけどなぁ」
 あたしはぼやいた。
 けれどもノアさんが肩を叩いてそれを否定するように言う。
「シナツ式は無形の術。森羅万象と一体になり、総てを受け入れてこそ体得できる心の術なのよ」
「そうですか」
 なんかオカルトみてえな話になってきたな。
「隣の戦技訓練室で兄さんが待っているよ。直々に教え込みたいそうだ。シナツ式二番手の使い手として」
「ちなみに一番は私ね。まあ、二人しかいないけどねー」
 クスクス笑いながら、ノアさんはあたしの背中を押した。
 そして奥の方にある扉に叩き込まれた。
 だだっ広い真っ白な空間の中で、車椅子に乗った赤髪の男が前のめりで待ちかまえていた。
「よう、兄貴」
 あたしは親しみを込めて声をかけた。
 理由?
 そりゃこいつの腕や足から、あたしらの、固有武装が生まれたからだ。
 いつかフーガが話してくれた鋼鉄の腕と脚の秘密。それはドクターにあたしらの固有武装の実験台にされたという、不幸な話。
 そいつを打ち明けてくれたから、あたしも心を開いたわけで。
 なにより。
 下心を感じない。
 なぜかって?
 向こうも妹みたいな感覚で接してきたからな。
 今、そいつが立ちはだかっている。
 金属の腕と足を失ったままだってのに、カッコつけやがって。
「ノアたちから聴いたか?」
「ああ、シナツ式の極意とやら、教えてくれんだろ?」
「極意なんざねーよ」
 フーガは吐き捨てるように言った。
「あるのは入口までの行き方だ。そこから先は自分で見つけて創ってく世界だ」
 おもしれえ。
 あたしは胸が高鳴った。
「ディープダイバーとかは使うな。まずはお前の体だけでぶつかってこい」
 そう言い、フーガは立ち上がった。
 同時に車椅子が二つに別れて変形し、あいつの右手右足となった。
「こっちも武装はない。ただの応急処置だ」
「素手での勝負だな、いいぜ!」
 あたしは体勢を低くして、正面からの強襲に備えた。
 フーガは……半身になって、あたしと同じように正面からの攻撃範囲を狭めた。
 まずは左から回って、背中をついてやる。
 しかし、左に動くと当然のようにフーガもあたしの方を向く。
 そりゃそうだよな。
 元の位置に戻っても、当然こっちを向く。
 だったら奇襲か、それとも様子見の打撃か……。
 あたしは前者を選んだ。
 高くジャンプすると見せかけて、大きく前転してフーガに接近する。
 上に注意が向いた隙につま先で左股関節を狙う。
 スパンという音が響き、手応えも感じた。
 けれどその直後に襲ってきたのは腹部への重い一撃だ。
 今朝食べたパンが吹き出そうなくらいの一撃に、あたしは沈んだ。それどころか二の腕を脛で踏まれ、額に拳をつけられて身動きが取れない。
「惜しかったな、お前が蹴ったのはジャケットだよ」
「まじかよ!あんなに手応えあったのに?」
「五感なんざ錯覚させればいくらでも騙せる。だから常に本質を見極めることが重要だ」
「相変わらず説教くせえ」
 けほけほとせき込みながら、あたしは言った。
「セイン、お前は自分を偽ること、だますことを辞めている。今度は相手の偽りを見抜くことで、また一つ道を作るんだ」
 なるほどね。確かに昔、チビ共に騙されたこともあったっけ。
 それだけをあたしの体に教えるために無理しやがって……。
「脚から火花出てるぞ、早く離れてくれよ」
「ん、ああ、これはまずい。アリオン、わりい、無理した」
『うん、予想はしてたから準備出来てるよ。その代わり自力で来てね。シスター・セイン、キミには上でお茶が用意されているから休むといいよ。セレナさんの淹れるお茶は絶品だよ』
 いわれてあたしはフーガをほっぽりだして、上のラウンジに上がることにした。
 それにセレナさん……あの人の存在、気になりまくりだし、な。
「そんじゃ兄貴」
「ん?」
「あとはがんばれ」
 隙が出来たところをひょいっと突き飛ばし、あたしはひっくりかえしてやった。
『おいおい、亀をいじめちゃいけないよ』
 と、諭すアリオンさんの声も、どことなく冗談めかした声をしていた。
『助けとか必要?亀さん』
「てめーの助けなんぞいらねえ」
 ノアさんとの賑やかな掛け合いを背中で感じながら、あたしは腕時計をみてラウンジへと向かった。
 あ、そう言えば。
 ムラクモの使い方、教えてもらってねーや……。
 まあ、あとででいっか。




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初版:2011/08/12
二版:2011/08/14

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